だけのこ日記

何もない日常が日常、それ”だけ”のこと日記

朝のポストこぼれ話

今朝の朝の5分瞑想で(弁証論治)という感想の話を少し。(って最初に書いたけどぜんぜん少しにならなかったです。)

弁証論治は問いかけをしながら原因を探り治療法を導き出していく中医学の手法です。後ろの段落にきちんとした資料の引用リンクを貼りますのでご参考ください。

養生はものすごく多角的に原因を探します。原因と言ってもひとつではなくてそれらは重なり合い複合するとも考えます。例えば頭痛を例に取ります。

一般的なアプローチでは頭痛いんだから痛みを取ればいいでしょう?となりますよね。養生ですと痛みそのものへのアプローチもしますが、その発生源を探すことに重きを置きます。わかりやすく書くと

⚫︎一般的

痛み→薬→止める→止まった→また痛くなる

⚫︎養生

痛み→聴く、見る、測る→性別年齢食習慣生活習慣飲酒喫煙職種運動量既往症脈拍舌の色目の色顔色気血水木火土金水…→(会話のキャッチボール)→漢方や食事、運動などの生活改善→緩和(健康は目指すものでゴールはない、体は常に揺らぎがあるもの)

 


いやわからねぇよ。…はい。

 


ええと。今ある体と心の状態をつぶさに見て原因をさぐります。朝ごはんはたべますか?とか冷たいもの好きですか?とか睡眠時間は?仕事で体を使いますか?頭を使う職種ですか?人と接しますか?暑がり?寒がり?驚きやすいですか?汗はかきますか?尿と汗どっちが多いですか?とか。一見なんでもないような質問をたくさんします。そこから原因を紐解いていくのです。紐解き方は勉強と経験。気血水とか陰陽とか実と虚とか木火土金水とか相性相剋とか。

 

で。

 

『思考は自分ではありません』

今ある体と心の状態をつぶさに見ていきたくなるワードじゃないですか??

 


一般的なアプローチだとこのワードっていわゆる自己啓発本のようにすぐに答えが出て一時的に盛り上げてくれるものにもなり得るきがします。

が、私はマインドフルネスに触れるきっかけをいただいたことで、この言葉をそのまま留め置いてゆっくり眺めてどうして自分にグッときたのか?その本質を日々の瞑想と暮らしの中で見つけていきたいな、と思ったので弁証みたいだなぁ、と思ったのでした。(長い説明終わり)

 


👇きちんとした解説はこちら

弁証の位置付けが1にあります。(ちょっと専門的)

Smart Communication(R)

 


冷え性を例に弁証している例(コラム)

つらい冷え症… 冷えをやわらげる漢方と養生法|漢方ってすばらしい!|漢方について

 


私自身は、自分の体や家族、生活習慣を知ってる友人くらいの範囲で治癒ではなく体調管理を目的に弁証を行うことがありましたが、資格取ったのもけっこうまえでいまはうろ覚えをネットで調べながらって感じですがきづいたら生活に根付いてるものもたくさんあります。簡単な本を読むのオススメです。