だけのこ日記

何もない日常が日常、それ”だけ”のこと日記

まいにち、も、特別

年の瀬で慌ただしい。たった1日の日を跨ぐためにあちこち掃除をして、特別な食事を作り、贈り物を選び、葉書をしたため、ひとびとは集う。

めりはり、晴れと褻は当然に必要なものだけれど私は何でもない毎日にも光をあてていたい。何でもない、と書いたけれど同じ日同じ時は2度となくて、本当はその一瞬が特別でもいいはずなのに平日、土日、祝日、日常という言葉でラベルをつけてそれらを同じものとして扱ってしまう。

今ここに意識を向けて目を閉じる時間をたった5分持つだけでその日その時を大切にしたいという気持ちがより強くなった。もともと生活というものが好きだし、何気ない日常の切り取りが好きだけれど心に映る感覚がすこし変わった。私はメガネをかけないけれど度の合わないメガネからレンズを交換した時はこんなかんじなのだろうか?↓ヘ続く

生きている限り、きっとまたこの先々レンズ交換のタイミングが良かれ悪しかれ来ることがあるだろう。その時のためにも今ここに気持ちを向けてその時の私に判断を委ねよう。