荷造りでせいいっぱいで、掃除が後回しになってしまい、新居に荷物を運び入れたあと旧居に戻り掃除をしました。
怒涛のスケジュール。
家が決まったのは先月なかば。私があまり乗り気ではなく、家族が『見るだけ』と言って内見していたはずなのにどうしても引越したいと言いだしました。そこは賃料が高いので私の譲歩点を伝え、時期も時期で引越しだけでも相場が高く、考え直すことも視野に入れて話し合いをしました。しかし、今夜はきのうとは別の家で布団に入ってます。(寝室が和室になった。)
掃除をするときによぎるのは退去立ち会い。なんかいわれたらどうしよう?と思いながら最初は掃除をしていました。埃をとり、床を拭き、がらんとした旧居を見てるうちに(違う、そうじゃない)と気づきました。もちろん退去立ち会いも敷金も大事だけど、いちばんは今まで暮らしてきたこの空間への感謝を。住んでいた期間、良いことばかりではなくさまざまな感情と共にこの部屋と過ごしました。いいことも悪いことも全て含めて今ここにいること。自然に(感謝だなぁ)と思いました。
これはマインドフルネスに関わりがなかったらここまでこころの表面に上がってこなかった感情です。
そもそも「感謝」という言葉自体、私は扱いにくく心から湧いてくる感情ではありませんでした。(言わされてる感じ?)
“やらなきゃいけない”ことじゃなくて自らの気持ちで動き出すことができました。今までの自分だったら家族のせいで無理な引っ越しをさせられて夜中まで荷造りして疲れた挙句、掃除まで“やらされている”と感じていたはずです。
起こってないことを考えない
今ここに気づく
ジャッジしない
新しい暮らしが始まります。